2007 |
03,28 |
«背中。»
たった一つの差が、こんなにも大きいものだとは知らなくて、
走っても走っても追いつけないから、涙が出た。
昔みたいになにも気にしないで歩くのは、大きくなりすぎたわたしたちには出来なくて、
待っていてはくれないあの人を、私は追いつけもしないのに追いかける。
いくら急いでも、あなたは見えないよ。
いくら背伸びしても、あなたには届かないよ。
いくら叫んでも、あなたは気づかないよ。
いくら想っても、あなたには伝わらないよ。
いつもの一歩を少し大きくしても、距離は縮まらなくて、
月日が流れるたびに感じる、あなたとの溝。
わたしが見つめるのは、いつもあなたの背中。
わたしが歩くのは、いつもあなたの後ろ。
もう一年早く生まれていたら、
わたしはあなたの隣を、歩いていたのかな。
2007 |
03,23 |
長い間お待たせしてすみませんでした。
やり直すと言いつつやり直していないので、ところどころあやふやです。
そして他の感想より短いと思います。
が、そのうちやり直して、書き直していこうと思います。
感想と呼ぶには申し訳ないような感想を書くので、ネタバレばっかです。
ネタバレいやん!って方は見ないで下さいな。
2007 |
03,08 |
«成長。»
私はいつも、みんなよりも高いところから、
みんなのことを、見ていた。
初めてみんなを見たのは、一年くらい前のこと。
嬉しそうな子、不安そうな子、いろんな子がいたけれど、
みんな、「期待に溢れた目」をしていた。
日々を重ねるごとに、みんなの表情からは不安が消えて、
日々を重ねるごとに、みんなは少しずつ、大きくなっていく。
私は知っている。
この一年間で、身長が六センチも伸びた子を。
私は知っている。
優等生の男の子が、殴り合いの喧嘩をしたわけを。
私は知っている。
気の強い派手な女の子が、毎朝早く教室に来て花瓶の水を取り替えていることを。
私は知ってる。
不良だといわれている男の子が、遅れていた私の電池を取り替えてくれた優しい子だということを。
この一年間で、みんなは凄く成長した。
一日一日を、みんなで楽しく過ごした。
そんな日々も、もうすぐ終わりだ。
みんなは一年前より、一回りも二回りも大きくなって、
この教室から、巣立っていく。
それは、私からしても、凄く喜ばしいことなのに、
それでもやっぱり、寂しい。
きっとみんなは、私のことなんて、すぐに忘れてしまうだろう。
けれど、みんながもし、この教室での出来事を思い出すことがあるならば、
私も一緒に思い出して欲しい。
私はいつも、みんなよりも高いところから、
みんなのことを、見ていた。
――――私は、時計。
2007 |
02,27 |
・・・お、遅くなってもうしわけな・・・orz
土日で書くとか言っておきながら、今日は火曜日です。(・・・
すみません。反省してます。気合入れていきます。
感想と呼ぶには申し訳ないような感想を書くので、ネタバレばっかです。
ネタバレいやん!って方は見ないで下さいな。
2007 |
02,24 |
遅くなってすみませ・・!
前にも書きましたが、もう全キャラ攻略終えたので、
これからぼちぼち書いていきたいと思います。
感想と呼ぶには申し訳ないような感想を書くので、ネタバレばっかです。
ネタバレいやん!って方は見ないで下さいな。