2006 |
12,13 |
«憧れ。»
小さい頃憧れたもの、といえば、文句なしにウルトラヒーローだった。
今思えば、なんであんなものに憧れたのか、疑問がないでもないけど、小さい頃の感覚なんてそんなものだ。
ヒーローといえば、無条件で憧れてた気もする。
少し大きくなると、本を読み始めた俺は、探偵を夢見たことがある。
どんな難事件でも、ずばずばと格好良く解決していく探偵を、格好いいと思ったのだ。
普段は冴えないオトコでも、謎解きの時間になれば、人が変わったように光って見える。
それに影響を受けて、自分も冴えないオトコを目指してみたり、ちょっとしたことをすぐに事件にしたりして、
親に良く怒られたのを覚えている。
そして今。
あの頃よりも大きくなった自分は、「憧れ」る職業を持っていなかった。
なにを見ていても、苦労する面を、想像するようになったからだ。
いいな、と思っても、それになりたいと思うようなことが、なくなってしまった。
「大人って悲しー。」
そう呟いた声は、誰に聞かれることもなく、消えていった。
どんな職業だって、辛いことはあるだろうけどそれも醍醐味の一つ。
とか思えたらいいんだろうな。
僕は今夢を持ってるけど、ちゃんと叶えられるかは、努力次第ですよね。
頑張ろう。そう思います。うん。
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